緑の風と小さな光 第2部
「ほう。どんな果物だ?」
「リンゴ、という赤い果物です。…赤いのは皮だけで中身は白っぽいそうです。」
「リンゴ…何処の物だ?スザールには無い果物だな。どんな味がするのだ?」
「北の方の物でしょう…味は、私も食べた事が無いのでわかりません。サクサクした歯応えだと聞きました。」
国王は興味を示し、ぜひ買って来て欲しい、と頼んだ。
エイダは命令には従順だ。すぐに市場で手に入れて来た。
もちろん「お毒見」の為にエイダが先に食べた。
「どうだ?」
王は好奇心に目を輝かせていた。
「はい…私は美味しいと感じます。甘味も酸味も、我が国の果物よりも穏やかです。陛下には物足りないかもしれません。」
確かに、南国のフルーツを食べ慣れている者にはリンゴは個性が弱いと感じるかもしれない。
国王もリンゴをかじってみた。
「いや、そんな事は無い。調和の取れた良い味だ。」
アスヴィル国王はリンゴが気に入った。
…何度もリンゴを買いに行ったな…
庶民の間で流行っている歌なども国王は知りたがった。ヒターラの事を話したのもエイダだ。
少しずつ、王と心が繋がっていった事をエイダは思い出していた。
「リンゴ、という赤い果物です。…赤いのは皮だけで中身は白っぽいそうです。」
「リンゴ…何処の物だ?スザールには無い果物だな。どんな味がするのだ?」
「北の方の物でしょう…味は、私も食べた事が無いのでわかりません。サクサクした歯応えだと聞きました。」
国王は興味を示し、ぜひ買って来て欲しい、と頼んだ。
エイダは命令には従順だ。すぐに市場で手に入れて来た。
もちろん「お毒見」の為にエイダが先に食べた。
「どうだ?」
王は好奇心に目を輝かせていた。
「はい…私は美味しいと感じます。甘味も酸味も、我が国の果物よりも穏やかです。陛下には物足りないかもしれません。」
確かに、南国のフルーツを食べ慣れている者にはリンゴは個性が弱いと感じるかもしれない。
国王もリンゴをかじってみた。
「いや、そんな事は無い。調和の取れた良い味だ。」
アスヴィル国王はリンゴが気に入った。
…何度もリンゴを買いに行ったな…
庶民の間で流行っている歌なども国王は知りたがった。ヒターラの事を話したのもエイダだ。
少しずつ、王と心が繋がっていった事をエイダは思い出していた。
