ガラスの靴は、返品不可!? 【後編】

陶器が割れる、凄まじい音……そして破片が飛び散って、バラバラとぶつかる音が続いた。


赤ちゃん、赤ちゃん……
神様……!



どくんどくんどくん……



やがて――……


あたりが静寂に包まれた。




全身を濁流みたいに駆け巡る血液の音まで聞こえるような、静けさ。






あれ?



その時ようやく、自分になんの衝撃もないことに気づいた。

私、無事……?


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