ガラスの靴は、返品不可!? 【後編】

「なんだ!?」

暗闇の中から突然聞こえた悲鳴。

周囲に緊張が走り、最上とシンシアも足を止めた。
「なんだ? 何があった!?」


バキッ
グシャッ
ドガッ……


何かがぶつかるような、砕けるような音、そしてうめき声と悲鳴が交互に、断続的に続き、どんどん近づいてくるような……?


「ぎゃあっ!」

ドサッと、ついにひとりの男がサーチライトの下に転がり出た。
口から泡を吹いて、完全にのびてる。

一体、何が起こってるの?


「誰だっ誰かいるのか、そこにっ!」


わめいた最上の合図で、男たちがライトを動かした。


いくつもの光がゆらめきながら地面を舐め、倒れる男たちを照らし。


その向こうを露わにしていく。



そこに、誰かが……立っていた。


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