愛を知らない私を愛して







そそくさと行ってしまった……




「依茉ちゃん待ってたんだよ、鍵ないから部屋の中入れなくて」




「えっ、ああそうかごめん! 今開けるね!」




ガチャっと鍵を開けて部屋に入ると、渚くんはドサッと重たそうな荷物を置いて私を後ろから抱きしめた。




「渚くん……?」




なんだかんだ久しぶりの渚くんにドキドキする。










< 206 / 392 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop