愛を知らない私を愛して








「俺も温泉ちょっと入ってくるから」





「あ、分かった!」




「それか一緒にそこの露天入る?」




「えっ」




部屋の中にある露天風呂を見て渚くんはニヤッと笑った。




「あはは、ウソウソ。もう一回依茉ちゃん入ったらカラカラになっちゃう」




……からかわれてる……




私は少しふてくされた。









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