ストーリー
☆☆☆

それから1時間後のことだった。


和人からメッセージが届いていた。


《和人:今すぐ部室に来てくれ》


普段からあまりメッセージのやりとりをしない和人が、こんな風に連絡をしてくるなんて珍しいことだった。


よほどのことがあったのだろうと、予測が付いた。


もう私服に着替えてしまっていたけれど、あたしはすぐに制服に着替えて、家をとびだしたのだった。
< 63 / 195 >

この作品をシェア

pagetop