“自称”人並み会社員でしたが、転生したら侍女になりました
原因は何かと独自に調査をしていたら、デルフィネ様の凶行に気づく。反魔法派を主張していたのは、デルフィネ様自らが錬金術師であることを隠すための工作だったようだ。
「もう、アリアンヌお義姉様に合わせる顔がありませんわ」
「いいえ。こんな時だからこそ、姉妹ふたりで協力し合うべきだと私は思います」
ミシェル様も、コクリと頷いている。アリアンヌお嬢様には後日、話をするようだ。
「アリアンヌお嬢様は強い御方です。きっと、この問題も乗り越えてくれるでしょう」
「ええ……」
早急に手を打たなければならないのは、ルメートル公爵だろう。毒を飲まされ、日に日に弱まっているに違いない。
「ただ、医者を寄越しても、デルフィネ様が受け入れなかったら意味がないですよね」
「その件に関しては、実家の母の手を借りようと思っている」
「それは名案です!」
デルフィネ様に太刀打ちできる人物なんていないと思っていたが、ラングロワ侯爵家の大奥様だったら大丈夫だろう。なんたって大奥様は現国王の妹君で、社交界の裏ボスとまで言われている。きっと、持ち前の手腕でどうにかしてくれるだろう。
「レティーシア様、この先大変なことになるかもしれませんが……」
「覚悟の上ですわ」
初めこそ涙を浮かべ不安そうにしていたレティーシア様だったが、最後は力強くまっすぐな目を向けて言ってくれた。彼女もまた、変わろうとしているのだろう。
「もう、アリアンヌお義姉様に合わせる顔がありませんわ」
「いいえ。こんな時だからこそ、姉妹ふたりで協力し合うべきだと私は思います」
ミシェル様も、コクリと頷いている。アリアンヌお嬢様には後日、話をするようだ。
「アリアンヌお嬢様は強い御方です。きっと、この問題も乗り越えてくれるでしょう」
「ええ……」
早急に手を打たなければならないのは、ルメートル公爵だろう。毒を飲まされ、日に日に弱まっているに違いない。
「ただ、医者を寄越しても、デルフィネ様が受け入れなかったら意味がないですよね」
「その件に関しては、実家の母の手を借りようと思っている」
「それは名案です!」
デルフィネ様に太刀打ちできる人物なんていないと思っていたが、ラングロワ侯爵家の大奥様だったら大丈夫だろう。なんたって大奥様は現国王の妹君で、社交界の裏ボスとまで言われている。きっと、持ち前の手腕でどうにかしてくれるだろう。
「レティーシア様、この先大変なことになるかもしれませんが……」
「覚悟の上ですわ」
初めこそ涙を浮かべ不安そうにしていたレティーシア様だったが、最後は力強くまっすぐな目を向けて言ってくれた。彼女もまた、変わろうとしているのだろう。