“自称”人並み会社員でしたが、転生したら侍女になりました
「も、もうひとつ……」
「いいわ。あなたは悪くない。悪くないから、これ以上、何も言わなくていいの」
「で、でも……」
「絶対に、悪くないわ」
アリアンヌお嬢様はなんて懐の深い御方なのか。レティーシア様は何も悪くないと言って、すべてを赦してくれた。
「なぜ、アリアンヌお義姉様は、私を信じてくださるの?」
「それはわたくしが──妹ができて嬉しいと言ってくれた時、あなたはもじもじしながらも、やわらかくはにかんでいたでしょう?」
「お、覚えていません」
「そう? その笑顔がとっても愛らしかったから、わたくしは何があっても、この可愛い妹を信じ、守ろうと決めていたのよ」
「そう、でしたのね」
「ええ」
アリアンヌお嬢様にとってレティーシア様は、ライバルであり、世界で立ったひとりの妹なのだろう。
ふたりの間にはきっと、目には見えない絆のようなものがある。この先もきっと、その絆が崩れることはないだろう。
「いいわ。あなたは悪くない。悪くないから、これ以上、何も言わなくていいの」
「で、でも……」
「絶対に、悪くないわ」
アリアンヌお嬢様はなんて懐の深い御方なのか。レティーシア様は何も悪くないと言って、すべてを赦してくれた。
「なぜ、アリアンヌお義姉様は、私を信じてくださるの?」
「それはわたくしが──妹ができて嬉しいと言ってくれた時、あなたはもじもじしながらも、やわらかくはにかんでいたでしょう?」
「お、覚えていません」
「そう? その笑顔がとっても愛らしかったから、わたくしは何があっても、この可愛い妹を信じ、守ろうと決めていたのよ」
「そう、でしたのね」
「ええ」
アリアンヌお嬢様にとってレティーシア様は、ライバルであり、世界で立ったひとりの妹なのだろう。
ふたりの間にはきっと、目には見えない絆のようなものがある。この先もきっと、その絆が崩れることはないだろう。