愛のかたち
それから部屋のテレビとか見ていた。


寒かったのでわたしは布団の中にもぐりこむようにしながら見ていた。


するとやっぱり俊くんも一緒にもぐりこんで来た。



わたしの前、つまり俊くんでテレビが見えない。


『俊くん、見えないよ~。』


文句を言うとこっちを振り向いていきなり口を塞がれた。

俊くんの唇によって。


舌も入っていて絡まる舌と舌。

かなり激しかった。


唇が離れるとトロンとした目をしていたらしく


『咲貴、まじその顔ヤバイ。』


そう言ってまた再びキスをしてきた。


でも今度はキスをしながらセーラー服の裾から手も入ってくる。


クリスマスまで待つんじゃなかった!?


口を離せばそう言うとわかってるんだろうな。

俊くんはキスをやめない。



ブラを上にずらして敏感な部分を攻める。

ピクッと反応したら俊くんは唇を離した。


『クリスマス、待ったがいい??』


まるで叱られた子犬のような可愛い顔で聞く俊くん。


可愛い・・・。


『待つんじゃなかった??』


『俺のものにしたい。』



そう言ってもう有無も言わさず俊くんはわたしを襲った。
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