愛のかたち
そういえば朝、理沙ちゃんが流星群とか言っていたのを思い出した。
このことだったんだ。
そう思いながら最初はあんなに気まずいと思っていたのにウキウキしていた。
この17年、流れ星を見たことがなかったから。
『すっごい見たいです!!見れたらいいなー。』
さっき、断っていたときのテンションとは真逆でかなり張り切っていたのできっと原口さんも驚いたと思う。
わたしたちは高い塔の上の手すりのところで空を見上げた。
結構人はいたものの、大きな塔だったので余裕であいていた。
明日も晴れるのだろう、すごく星が綺麗だった。
田舎ということもあるのだろうけど、星空が夜景のように見えた。
『見れると思うよ。たぶんあとちょっとで始まるかも。テレビが言うにはね。』
わたしたちは上をずっと見上げていた。
首が痛くなっても、見逃すと寂しいので我慢しながら。
暫くして誰かが大きい声で『あっ!!!』と言った。
そしてよくわたしも見てみると流れ星のようなものがちょっと間隔はあくものの、次々に流れていた。
『あ!!見えた!!すっごい綺麗!!』
わたしは興奮して見えるたびに、あっ!!とか言っていた。
原口さんも『あ、あれだ。』など言ってわたしたちはずっと見上げていた。
このことだったんだ。
そう思いながら最初はあんなに気まずいと思っていたのにウキウキしていた。
この17年、流れ星を見たことがなかったから。
『すっごい見たいです!!見れたらいいなー。』
さっき、断っていたときのテンションとは真逆でかなり張り切っていたのできっと原口さんも驚いたと思う。
わたしたちは高い塔の上の手すりのところで空を見上げた。
結構人はいたものの、大きな塔だったので余裕であいていた。
明日も晴れるのだろう、すごく星が綺麗だった。
田舎ということもあるのだろうけど、星空が夜景のように見えた。
『見れると思うよ。たぶんあとちょっとで始まるかも。テレビが言うにはね。』
わたしたちは上をずっと見上げていた。
首が痛くなっても、見逃すと寂しいので我慢しながら。
暫くして誰かが大きい声で『あっ!!!』と言った。
そしてよくわたしも見てみると流れ星のようなものがちょっと間隔はあくものの、次々に流れていた。
『あ!!見えた!!すっごい綺麗!!』
わたしは興奮して見えるたびに、あっ!!とか言っていた。
原口さんも『あ、あれだ。』など言ってわたしたちはずっと見上げていた。