わたしの願い


洋輔とのことは、私の中では思い出したくないことだったし、あの好きという告白も嘘で、あんな写真まで撮られていて。


でもきっと龍希くんからしたら私の言葉が嘘だったように思えただろう。


愛されてこなかった。

なんて。


誰だってあの写真をみたらそういうことだと思う。



学校をでてから、家に帰りたくなくて、遥に会うのがいやで。

でも友達もいないわたしにはいく場所なんてなかった。



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