わたしの願い


・・・って、俺なんてこと考えてんだ?


なんだか少し恥ずかしくなってベッドから少し離れたところで起きるのを待とうと思った時だった。



「ま、、って・・いか、ない・・・で」


俺は起きたのかと思ってハッとみたけれど、目は閉じられたままで。


ただ夢でもみているのか少し顔が歪んで苦しそうな表情をしていた。


俺は近くにあったタオルで汗をふき、そのまま右手を握った。



「俺がここにいるから」


どんな夢をみているのかはわからない。


ただ、苦しんでるなら俺が少しでも支えになってあげられたらいいと思った。


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