私、強引で甘く一途な御曹司にドキドキさせられっぱなしです!
『亮に伝える。絶対喜ぶ。あいつは…マジに恭香のこと…可愛いと思ってるから』
『そんなこと、わかるわけないよ』
『わかるんだ…亮の顔見てたら。あいつ、お前のこと話す時の顔、本当に嬉しそうだった。笑顔が可愛くて、優しい人だねって…恭香のこと、そう言ってた』
朋也さんは、すぐ横にあった小さな水槽を見た。
小さくて色とりどりの熱帯魚が、ユラユラと泳いでいる。
『亮は、恭香に恋してた』
ドキっとした。
私を見ないで、水槽を見つめたまま、サラッと言ったその言葉に…
『朋也さん、変です。顔見ただけで恋してるとか…わからないですよ。だいたい、朋也さんに、人が人を好きになる気持ちとかわかるんですか?』
どうしたんだろ、私。
こんなに攻撃的な口調で、しかも…
また敬語に戻ってる。
『…』
朋也さん、黙ってる。
ズルいよ、何も言わないなんて。
私達は、いつの間にか、最初に見た大きな水槽の前に戻っていた…
『俺は…亮に…焼きもちを妬いた』
『そんなこと、わかるわけないよ』
『わかるんだ…亮の顔見てたら。あいつ、お前のこと話す時の顔、本当に嬉しそうだった。笑顔が可愛くて、優しい人だねって…恭香のこと、そう言ってた』
朋也さんは、すぐ横にあった小さな水槽を見た。
小さくて色とりどりの熱帯魚が、ユラユラと泳いでいる。
『亮は、恭香に恋してた』
ドキっとした。
私を見ないで、水槽を見つめたまま、サラッと言ったその言葉に…
『朋也さん、変です。顔見ただけで恋してるとか…わからないですよ。だいたい、朋也さんに、人が人を好きになる気持ちとかわかるんですか?』
どうしたんだろ、私。
こんなに攻撃的な口調で、しかも…
また敬語に戻ってる。
『…』
朋也さん、黙ってる。
ズルいよ、何も言わないなんて。
私達は、いつの間にか、最初に見た大きな水槽の前に戻っていた…
『俺は…亮に…焼きもちを妬いた』