私、強引で甘く一途な御曹司にドキドキさせられっぱなしです!
『僕は、恭香ちゃんのことが好きだ。優しくて笑顔の素敵な、素晴らしい女性だと思ってるよ』


これって…


一弥先輩が、私に告白してるってこと!?


『ちょっと待って下さいよ。どさくさに紛れて、私の前で告白とか…マジヤバくないですか?本当、有り得ないんですけど』


『…ごめん…こんな風に言うつもり無かったのに…』


一弥先輩…


驚き過ぎて、私は何も言えなかった。


『…恭香先輩を好きだって言っても、人間として…ですよね。優しいとか、そう言うところが…』


『本当に…恭香ちゃんのことが好きだよ。それは、もちろん人間としてもだけど、僕は今、女性として恭香ちゃんを見てるんだ』


そんな…


女性としてって…


この私を女性として、好きだって言ってくれてるの?


一弥先輩が?


大好きだった一弥先輩が、私を…?


これって、何?


全然理解出来なくて、夢を見てるんじゃないかとさえ思った。
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