都の剣〜千年越しの初恋〜
神々に混じり、妖怪たちと葉月と沙月は攻撃を始める。
「嵐猫!私とともに強い風を起こしてくれ!!」
シナツヒコが叫ぶ。次にヒノカグが言った。
「俺と火影で火を起こす!火の竜巻の完成だ!」
「おお!カッコいい!!」
火影が目を輝かせる。
「なら、わらわは燃えやすいように植物の力を借りようかのう……」
サクヤ姫が沙月の隣で呟く。
「私も手伝います!」
沙月が言い、神々との攻撃が始まった。
シナツヒコと嵐猫が風を起こすと、沙月と葉月が立っていられないほどの風が吹き始める。あまりの強風に目を開けていられない。
その時、沙月と葉月の周りで風が止んだ。沙月と葉月の周りだけ風が吹いていない。
「……全く、世話の焼ける」
ブツブツ言いながら、ニニギが術を沙月と葉月にかけていたのだ。
「ニニギ様、ありがとうございます!」
沙月は笑顔でお礼を言う。ニニギの頰が赤くなった。
「……あ、あり……がとう」
葉月もぎこちなくお礼を言い、また前を向く。風は、ヤマタノオロチの足を止めていた。
「嵐猫!私とともに強い風を起こしてくれ!!」
シナツヒコが叫ぶ。次にヒノカグが言った。
「俺と火影で火を起こす!火の竜巻の完成だ!」
「おお!カッコいい!!」
火影が目を輝かせる。
「なら、わらわは燃えやすいように植物の力を借りようかのう……」
サクヤ姫が沙月の隣で呟く。
「私も手伝います!」
沙月が言い、神々との攻撃が始まった。
シナツヒコと嵐猫が風を起こすと、沙月と葉月が立っていられないほどの風が吹き始める。あまりの強風に目を開けていられない。
その時、沙月と葉月の周りで風が止んだ。沙月と葉月の周りだけ風が吹いていない。
「……全く、世話の焼ける」
ブツブツ言いながら、ニニギが術を沙月と葉月にかけていたのだ。
「ニニギ様、ありがとうございます!」
沙月は笑顔でお礼を言う。ニニギの頰が赤くなった。
「……あ、あり……がとう」
葉月もぎこちなくお礼を言い、また前を向く。風は、ヤマタノオロチの足を止めていた。