焦がれる夜に、あなたのキスを。【完】番外編更新


『打ち上げ?』

「はい。大規模案件が終わったのでその打ち上げをしようと思ってて。ぜひ成宮さんのバーでやらせていただけたらな、と」

今回の案件自体に関わった人だけで打ち上げをするなら、貸し切りまでしなくてもいい。

でも、他にも参加できる人は参加するっていうスタンスだから、できれば貸し切って思う存分楽しめた方がいいんじゃないか。

『うちは貸し切りパーティーも言ってくれればやるから問題ない』

「ありがとうございます」

『もし詳細も決まってるなら、俺が眞木さんに伝えておくけど』

成宮さんから打ち上げのことをマスターに話してくれることになり、詳細を簡潔に伝えた。

「……はい。はい、それでお願いします。またお店に伺いますね、失礼しま--------待ってください!」

『何か伝え忘れた?』

「そうじゃないんですけど、まだ」

まだ話したい。でも話題もないし。

そうやって間が空いてしまうと、成宮さんが助け舟を出してくれた。

『俺、今はまだ和花菜と話したいって思うんだけど』

「でも成宮さん疲れてるんじゃ」

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