キミの運命の人は俺じゃない
この頃、湊はベットの中以外でも、私に愛してるとか好きとかさらりと言うようになった。

私は…実はあの日、あまり飲んではいなかった。

恵ちゃんたちに
「先生、たぶん面白い話が聞けるとおもいますから今日は自宅に帰って寝るまで記憶がなくなるまで飲んで酔ってるふりしてください。私たちからの結婚のお祝いです」

そう言われ、酔い潰れたふりをした。

湊の本音に行動にとにかく驚いた。
あんなにもモテるくせに自分からアプローチすることができないなんて。


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