年下幼なじみにずっと愛されてました



でも、すぐに繋がらなかったのは、莉子の両親に男として幻滅されたくなかったのが大きいと思う。



"節度を守る"
莉子のお父さんに言われたことだ。


『遥くんにならいつでもと気持ちの準備はしてたんだ。』


こんなに俺のことを信頼してくれてるのに裏切る訳にはいかない。

でも、莉子の卒業まではさすがに待てない。
そして、特に冬はバスケに集中したかった。



だから、始業式があって、部活も休み。
お互いの両親は仕事でいない。



恥ずかしがる莉子を組み敷いた瞬間、理性が飛びかけた。


必死で理性をかき集めて莉子の体を気遣いながら繋がった初めては信じられないくらい幸せだった。




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