年下幼なじみにずっと愛されてました
………両思いじゃん。
なんて、2人を見てきて何度思ったか。
稜先輩結構アピールしてると思うのに、飛鳥先輩がなかなかストレートに受け取らないのだ。
「あの、すみません。」
突然左側から声をかけられ、ビクッとしながら振り向けば、男子がいた。
「受け取ってください。」
そう言って出されたのは、小さな紙切れ
私が受け取ると、その人は一目散に走っていったため私は、え?が浮かぶ。
「さすが莉子先輩!モテモテっすね!」
「いや、……そんなんじゃ、」
「ちょっと良いっすか。」
左側を向けば、また違う男子が。
そんな光景がしばらく続き、私の手には紙がたくさん