年下幼なじみにずっと愛されてました
困惑したまま、周りを見れば、このテーブルはものすごい人の集まりができている。
他校のマネージャーはみんなこのテーブルに来ており、遥と隼人くん、稜先輩に話しかけている。
稜先輩が守っていた飛鳥先輩にも男子がたくさん話しかけている。
稜先輩は話しかけられながらも、手で飛鳥先輩をガードしたりして、飛鳥先輩を守っている。
「あ"ーー!!ちょっと待て!ちょっと待って!遥、隼人!お前らこっち座れ!そんで、君たちはあっち側にお願い!」
誰か1人が倒れたら雪崩が起きそうな程私たちのテーブルをぐるりと囲っている。
稜先輩にこっち座れと言われた遥たち
隼人くんがすみません〜と笑顔を浮かべている。
空いているのは私の左隣
さっさとやって来た遥が静かに隣へ座る。
「あっち側空いた!落ち着いて話そうぜ。」
飛鳥先輩を守り続けていた稜先輩は疲れた表情で私たちの向かい側をすすめていた。
どどどっ!と周りにいた人たちが一斉にテーブルに着く。
「きゃぁ!やばいっ、温もりが!」
「半分私にちょうだい!!」