拝啓 元カレ上司サマ
悠一郎と幸二郎が、煌太と変身ごっこをして遊んだことや、薫子のままごとに付き合ってやったことを、楽しそうに話してくれた。
(あの日、皆が言っていたおじちゃんは、煌太のことだったんだ)
「遊んで頂いて、申し訳ありません」
と言う麗香に、とても楽しかったから大丈夫だと煌太は告げる。
そして煌太がどうしても伝えたいことがあるからと、バーベキューから少し離れている、庭の隅に二人は移動した。