拝啓 元カレ上司サマ

子供達は寂しかったのだろうか。

麗香はこの一年、家族や親友夫婦、はたまたお手伝いさんの手を借りて、どうにかこうにか生活してきた。

父親がいなくとも、母親がいれば大丈夫だと高を括っていたのかも知れない。

ところが、煌太とのあんな光景を見せられて、実のところショックだったのだ。

これまで、沙穂の夫が来てくれる時にも、子供達はおじちゃんおじちゃんと呼んではいたが、やはりそこは御曹司ということと、彼らに子供がいないこともあって、煌太のように馴染んでいるとは言えなかった。





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