拝啓 元カレ上司サマ

「泥棒じゃあないぞ!」

煌太は笑いながら、キッチンで料理をしていた理由を話す。

どうやら、オーナーの妻であり麗香の叔母である人物が煌太に連絡して、どうか独りぼっちで可哀想な麗香の看病をしてやって欲しいと言ったのだそうな。

オマケに子供達からも、ママが病気で寝ているとメールが届き、これは一大事だと、急いでスーパーで買い物をしてやって来たと言うのだ。

「何を考えているのよ、叔母さんは…ハア〰」







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