今夜、最強総長の熱い体温に溺れる。 - DARK&COLD -
「俺、聞いたことある。麗然会っていう、ヤバいグループが存在するって……。なかば、都市伝説なってるって話だったけど、ほんとにここが……?」
「ああ、そうですそうです。へえ~びっくり。外でも有名なんですね」
そう言いながら嬉しそうに笑って見せる。
「まあ、ウチの組織はちょっと特殊なんです」
そこでいったん区切ると、心なしか表情を曇らせて。
「麗然の創設者は大人。メンバーはどこからか連れてこられて、強制的に地位を与えられる。……自らつくるんじゃなくて、“つくられた”組織、なんですよ」
ゾクリとした。
全てを理解できたわけじゃないけれど、話の異様さは伝わってきた。
「なにもかも支配されてるんです。慣れたから、なにも感じないけど」