今夜、最強総長の熱い体温に溺れる。 - DARK&COLD -


「あれ? トレーナーは……?」

「置いてきた」


「置いてきた? ってどこに……」

「お前が犯されかけた部屋。あいつら片すためにちょっと暴れたら、いつの間にか血がべっとりついててさ。さすがに、そんなん着たくねぇだろ?」


「血……っ? 響平、怪我したのっ?」

「はあ? 俺のなわけねぇーだろ」



響平は呆れ顔をつくった。


ということは、響平があのふたりを……。


血がべっとりだなんて、そんな暴れ方は絶対“ちょっと”どころじゃない。

いったいどこまで痛めつけたのか、恐ろしくて聞けなかった。



「ごめん……トレーナー返せなくて」

「別にいい。……てか俺も、お前のカーディガン捨てたし」

「えっ?」

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