今夜、最強総長の熱い体温に溺れる。 - DARK&COLD -
「なんかイイな、この格好」
細められる黒い瞳。
この格好って……。
響平の大きな服を1枚、着ているだけだけど。
「……“俺の”って感じする」
響平の手が伸びてくる。
目をそらそうとすれば、顎をくいっと持ち上げられて、逃げ場を失い、囚われてしまう。
「っ、待って……」
「なんで?」
「……熱、うつしたら、悪い……し」
「いーよ」
低くて艶っぽい声にクラリとした。
いや、でも……私はよくない……っ。
美月ちゃんに気があるくせにこんなことする響平とは、キスしたくない……。
でも、あんな別れ方をして諦めてたのに、こうして会えたことが嬉しくて拒めなかった。