Love is GAME
「もっと……」

「もっと?」

私から京太郎の口の中に、舌を入れてやった。

「うーん……」

口を放された京太郎は、唇をその舌で、舐め回した。

「いいねぇ。七恵ちゃん。」


そして、再びベッドに押し倒され、私はまた京太郎がくれる快楽に酔いしれた。

奧を突かれる度に、”京太郎が好き!”と、言葉に出しそうになって、それを抑える度、胸が締め付けられた。

「七恵ちゃん……」

切なく私を呼ぶ声。

もっと、もっと呼んでほしい。

京太郎のそんな快楽に溺れた顔、私だけが見ていたい。
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