Love is GAME
私はいつ言い出そうか、大きく息を吐いて、悩んだ。

「なんだか、悪い話が出てきそうだな。」

彼の発言に、ドキッとした。

今なんだろうか、別れ話をするのは。

「そうだ。この前の話、決めてくれました?」

一瞬で、話の流れが変わってしまった。

「いつ行きます?って、俺やる気満々に見えるかな。」

はははって笑っている。


話をするのは、今しかない。


「その話なんだけど……」

「ん?」

その時、定食二つが運び込まれた。
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