たとえ君が消えたとしても
でも、レイがミカを連れてきた時から、すべてが狂い始めた。


はじめ、ミカはとても可愛くて、明るくて、すぐに溶け込んだ。


私もミカと仲が良くて、よく二人で笑いあったりした。


でも、あの日、いつものように私が倉庫に行くと、いつもとは違う雰囲気を感じた。


2階に行くと、5人がミカを囲んでいた。ミカは座り込んで、泣いていた。


「ちょっとミカ、どうしたの!?酷いけがじゃない!」

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