たとえ君が消えたとしても
振り返ると、ミカとユウキが立っていた。


「アヤちゃん・・・」


ミカが怯えたようにユウキの背中に隠れる。


それを見たユウキが、私を睨んだ。


「何してんだよ裏切り者。ここにいるんじゃねえよ」


ミカがユウキに見られないように、私に小さく舌を出した。
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