*SOUZI*
   *   *   *


一方、光は…




家茂から休暇を貰い、城を出ていた
新選組の募集の手伝いをするのだろうと
思われていた


「流産しかかっている!
どうして!無理をしたんだ!!!」 

「お願い!助けて!!」


江戸に着いてすぐ、妊娠に気がついた

沖田の子を身籠もっていた

しかし、その命は儚くこの世を去る


産婆の家で、安静に寝つづけた

「大丈夫かい?」

「わからない…」

「もう少しここにいなさい」

「ううん、帰らなきゃ」


妊娠出来ない体になった

誰とも結婚しようなど思ったこともなかったが
酷く落ち込んだ

もう、産めない


ならば、尚更に産みたかった




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