*SOUZI*
「総司… 戻るぞ!」
来た道を引き返し
屋敷に入ると
そこには、誰もいない
それどころか、誰かがいた形跡すらない
「やはり…」
「どういうことだよ…土方さん!?」
「塚崎さんが仕えているのは、光だ
将軍警護で姿を見たことがなかったのは
守る対象が家茂様ではなく、光だからだ」
「光だとしても、守るならそばにいなくてどうすんだよ」
「松平様に聞こう
全部!話して貰おう!!」
門限無しで良かったと付け加え
城ではなく松平様の屋敷を目指した
「塚崎慎太郎は、何者ですか?」
土方の目を見て観念した
「徳川の隠密だ」
「隠密がなぜ光の護衛を?」
「はぁ だから、土方に会うなと言ったのに…」
来た道を引き返し
屋敷に入ると
そこには、誰もいない
それどころか、誰かがいた形跡すらない
「やはり…」
「どういうことだよ…土方さん!?」
「塚崎さんが仕えているのは、光だ
将軍警護で姿を見たことがなかったのは
守る対象が家茂様ではなく、光だからだ」
「光だとしても、守るならそばにいなくてどうすんだよ」
「松平様に聞こう
全部!話して貰おう!!」
門限無しで良かったと付け加え
城ではなく松平様の屋敷を目指した
「塚崎慎太郎は、何者ですか?」
土方の目を見て観念した
「徳川の隠密だ」
「隠密がなぜ光の護衛を?」
「はぁ だから、土方に会うなと言ったのに…」