Love-ing(アイエヌジー)
「いいの?」
「いいわよ。幸い今日は仕事の日じゃないし、お母さんは車もあるし、予備の折り畳み傘も持ってるから」
「あ、そうか。じゃあ借りるね。ありがとお母さん。助かる。じゃ、行ってきまーす」
「傘忘れないでね。ちゃんと持って帰るのよ~」と、お母さんから言われた私は、立ち止まってクルッとふり向くと、「はぁい」と答えた。

そんな私を、2・3秒見つめているお母さんに「どうしたの?」と聞いた。
なぜならお母さんはちょっと・・泣きそうな顔をしているように見えたから。

「ん・・弥亜が学校生活を楽しんでるようだから、お母さん嬉しくて。こんなにイキイキしている笑顔の弥亜を見たのは初めてね。本当に良かった・・」
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