枯れた花は何度も咲く
:: Rei
「 んん………ふわぁぁ… 」
目が覚める。
いつも隣にゆうがいることを確認する。
でも、ゆうの代わりに、
枕の上に1枚の紙が置いてある。
「 えっ……ゆう? 」
怖くなる。
どうしていないの?
ゆう、どこにいるの?
恐る恐る、隣にあった紙を広げる。
『 この手紙を読んでる頃、
俺はもう居ないと思います。
急にごめんな。
俺、自首しに、警察へ行ってくる。
最初はそんなことするつもりなかった。
だけど、このままだと幸せになれないと思う。
玲は、どこかで不安や、
恐怖に怯えながら生活してたと思う。
そんな思いをさせてごめん。
俺は、玲を本気で愛してる。
ずっと一緒にいたい。
俺の幸せは、玲の隣にいること。
玲は、俺の犯した罪を聞いて、
ゆうは悪くないって言ってくれたこと。
俺を怖がらずに、抱きしめてくれたこと。
ほんとに、ほんとに、嬉しかった。
俺が罪を償うまで、待っていて欲しい。
どれくらいかかるかわからない。
その間に、玲に他に好きな人が
できるかもしれない。
それでも、俺は玲を信じる。
だから、どうか待っていてほしい。
俺が帰ってきた時、
もう誰にも邪魔をさせないくらい、
幸せな家庭を作っていこう。
玲が待ってると思えば、
俺はどんなことだって頑張れる。
泣き虫な玲を、1人にさせるって、
俺にとってめちゃくちゃ不安だけど笑笑
玲は、世界で1番最高な女。
俺が初めて愛した女。
いつか必ず、帰ってくるから。
また、その日まで。
ゆう 』
泣き虫で悪かったね。
ゆうの不安、的中してるよ。
大きな声で泣いた。
涙が枯れないことを知った。