枯れた花は何度も咲く
「 え、、、、、、、っっっっ 」
「 れい、お待たせ 」
「 ……………………………!!!!! 」
ずっと、会いたかった人。
ずっと、変わらず愛していた人。
ずっと、抱きしめたかった人。
その人が、今私の目の前にいる。
「 はい! 」
ゆうが、笑顔で
私に1本の真っ赤な薔薇を手渡した。
「 俺には、れいだけしかいない。 」
涙が止まらなかった。
2ヶ月ぶりにゆうを見て、思った。
やっぱり、ゆうが好き。
「 もう1本、薔薇あげる 」
私の手には、薔薇が2本。
「 れい、薔薇が2本の花言葉、知ってる? 」
「 本数で、花言葉の意味が違うの? 」
「 うん。 薔薇が2本の花言葉は…… 」
「 この世界には、私とあなただけ。 」
「 もう、俺達の邪魔はさせない。 」
「 ゆう…… 」
「 待っててくれてありがとう。
れいのこと、信じててよかった… 」
思わずゆうを抱きしめる。
「 当たり前じゃん!!!
ゆうのことずっと待ってたよ、私……
この2ヶ月、長くて、怖くて、不安で……
もう絶対に離さないから!!
私から絶対に離れないでね? 」
同じ強さで私も抱きしめられる。
「 もう離さない。
俺が離すわけがない。
不安にさせてしまった分、
俺が玲を幸せにしてみせるから。
俺には、玲だけだから。 」
ゆうからの温もりを久しぶりに感じた。
ゆうがいなくなってから気付いた。
あの辛かった期間、
生きた心地がしなかった、地獄の日々。
私には、ゆうが居ればそれでいいの。
それ以外何もいらないから。
ゆうが必要ということを
強く思わされた日々だった。
それから、会えなかった2ヶ月を
埋めるように、2人でたくさん話をした。
「 薔薇2本飾ろう! 」
「 うん!ゆうが、帰ってきた記念に♡♡♡ 」