枯れた花は何度も咲く




「 結婚しよう 」






「 ゆう……? 」





「 108本目で言おうって決めてた。 」



「 私で、いいの……?? 」


「 玲で、いいんだよ 」




嬉しさのあまり、
ゆうをベッドに押し倒した。



「 私、こんなに幸せでいいのかな…… 」



「 あ、間違えた。 」


「 え?? 」



くるっと、私は下に降ろされる。



今度は逆にゆうが私を見下ろす。



「 玲でいいんじゃなくて、
玲が、いい。が正解かな。 」



「 私も、ゆうがいい! 」





「 槙 」




「 えっ……?? 」






「 こういう時くらい、
本名で呼ばれたいじゃん笑笑 」




初めて知った、本名。




まだまだ、ゆうのことを知っていきたい。

そして、まだゆうに言ってない
私の過去も、知っていってほしい。




「 槙、愛してるよ 」



初めて呼んだ名前は、
ちょっとぎこちなかった。




槙は不器用。


そんな所さえも愛おしい。



私の好きな花言葉を、
一生懸命調べてくれたのかな。


色々想像してるだけで、
嬉しくてニヤけてしまう。


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