元社長秘書ですがクビにされたので、異世界でバリキャリ宰相めざします!【番外編】
1832年は史実的に色々なことあった年でした。
6月にゲンツさんが亡くなり、7月にライヒシュタット公も他界(この小説ではライヒシュタット公は1829年に亡くなってます)、さらにはメッテルニヒ様が命じてザッハトルテが誕生したとしでもあります。なんて激動の一年でしょう。
そしてこの物語ではツグミが外交官になり、旅立つ年でもあります。
と、いうわけで、『異世界でバリキャリ宰相めざします!』第1部はこれにて全て閉幕です。
この番外編が公開された2025年10月24日、コミカライズ版『エリート宰相様に拾われたので、男装して秘書をすることになりました』も最終回を迎えました。浅田京磨先生、本当にありがとうございました。
ブログやらあとがきやらで散々言ってるのですが、この物語には2部、3部と私の中で続きがありまして。いつか描きたい、描かねばと思いながら6年以上が経っております。ヒィィ。
だって話がものすごく長くなりそうな上、この小説めちゃくちゃ調べながら描くからすごい時間がかかるんだもん……。それでもいつか描ききりたいという夢は捨てていません。
いつかツグミの物語がまた幕を開ける日が来たら、そのときは是非彼女の新しい旅路を見に来てやってください。
それでは、その日までしばしのお別れを。


