魔法学校 l
「ヤヨイは後ろで俺の援護を」
『えー私もいくつもりだったのにー!』
「だーめ」
『むー!分かったよ。
でも、ハルキがやばそうになったら、いくからね!』
「そうならないよう頑張るよ笑」
降り注いでいた流星が止んだ
『ハルキ!』
「ああ、行ってくる。
信じてるよヤヨイ」
ぐっと胸にきた
信じてる
その言葉がこんなにも嬉しいなんて
ええ
私も信じてるよハルキ
『アイスフロー』
トンっと足で床を鳴らす
たちまち凍っていく床
ハルキのスピードが上がった
『創造魔法』
私の靴がスケートシューズに変わった
『氷華
水華
風華』
会長の魔法を相殺していく
『ライトシールド』
ハルキにシールドを張っておく
これだと大体の魔法から身を守れる……はず