魔法学校 l
“ハルキ合図したら飛んでね!”
“分かった!”
テレパシーで会長に気づかれないようにやり取りをする
私はめいいっぱいの魔力を込めてハルキにカウントダウンをする
“3、2、1、飛んで!”
『アイスフロー』
床を全て凍らした
もちろん会長の足ごと
一瞬しか動きを止められないけど、
それでも、攻撃を与えるのには十分
私の魔法と、会長が繋がった
つまり、
『むーちゃん行ってらっしゃい』
トンっと凍った床に突き刺す
一瞬にして、侵入していく
《くっ…!
シールド》
「ちっ……シールドを割るしかないか」
カンッ カンッ カンッ
ハルキがシールドをを攻撃するが一向にわれる気配がしない
『もうちょいむーちゃん頑張ってね……』
会長の体には影になったむーちゃんが巻き付き締め上げ、魔力封じを使ってくれている
会長はギリギリでシールドを張ったようだが、
素晴らしいほどの魔力のシールドだった