魔法学校 l
闇魔法が解かれ、サナは倒れてしまった
「サナ!!ループ!」
横たわるサナに、治癒魔法をかける
周りがキャーキャー言ってるのなんて耳に入ってこない
イケメンくんが近づいてきたことにも気づかなかった
「サナ!」
「ヤヨイ、ありがと。もう大丈夫よ、心配かけてごめんね」
「ううん、試合凄かったよ!やっぱりサナは凄いや」
「ありがとヤヨイ」
「大丈夫か?」
後ろにはイケメンくんが立っていて、心配そうにサナを見る
「うん、大丈夫。強いね、ユウくん、驚いちゃった」
へへっと笑ってるサナはもう大丈夫そうだった
「そっちこそ、久しぶりに楽しめた。サンキューな」
「また、試合しようね。今度は2対2で笑」
おっと、巻き込まれたかも!笑
「ああ、そーだな。ヤヨイだっけ?俺、サナと同じクラスでユウって名前」
「ヤヨイです」
無表情かも、やばい
「この子人見知りだから、気にしないで。今日はありがとう、じゃあ、私達は帰るね」
「おう」
「サナ、寮にってこと?」
「うん、そうだよヤヨイ。え、どっか行きたいとこあった?」
「ううん。大丈夫」
「じゃあ、行きますか。またね、ユウ」
「おう」
ユウと目が合ったから頑張って笑ってみた
ちょっとぎこちないかもだけど
寮に帰って、しっかり休みましょう!!
寝ましょう!!
「「ループ」」