魔法学校 l
本の通りに魔法式を構築し、最大限に魔力を解放する
ふわっと風が起こった
魔法式は光を放ち出す
そして、そのまま、詠唱する
「ナハヤヨイ、ワレトムスブモノココニアラワレ」
何が起こったかは分からなかった
ただ、
さっきいた図書室の光景ではなく、真っ白の世界にいた
そして、
えっとー
なんでしょうか。笑
まって
めっちゃかわいい笑
「……ウルフ?」
雪のように白い毛色の高貴なウルフがいた
じっと私を見つめてる
かわいい…笑
「え、と、初めまして、ヤヨイです」
言葉通じるんだっけ?
“ 我を呼ぶもの、ヤヨイ。我と結ぶ覚悟は ”
テレパシーだ
「覚悟も何も、ウルフさんは、私でいいの?見るからにウルフさん、けっこう高貴ですし、強そうだし、、、それに可愛い」
私なんかでいいのかな?って疑問に思う
きっと、Sが3つも付いちゃうような気がするんだよね…笑
「ウルフさんが私の使い魔になってくれたら嬉しい。もし、少しでも嫌だと思うんだったら、契約をかわさないでもらっても大丈夫だから」
へへっと笑ってみせた
本当はすっごくウルフさんを使い魔にしたい
かわいい
かわいい
ふかふかで触り心地の良さそうな毛に触ってみたい…
はっ、、いけないいけない
自分ワールドに入ってしまうところだった笑