魔法学校 l




ーーーー



なんとまたまた私たちが最後だった





申し訳ないです……







「全員揃いました、会長」







「ああ。では、はじめるが、その前に。辞退したい、と言うやつはいるか…?」






!!!




すかさず私は手を挙げた







「はい!1年、ヤヨイ、辞退したいです」




隣のサナが、え!?っと突然の私の行動に驚いている




「分かった。他のものは」











「はい、1年、ハルキ、辞退します」








え…!



ハルキくんも!?





ハルキくん強いのに勿体ない…









「分かった。


……2名だけだな。では、ユイトーナメント表を」




「分かりました」







ユイ先輩は魔法で紙を作り出し会長に渡した







「対戦順と相手だ。最初の者以外は上に上がれ」






「「「ループ」」」










ーーーー





「ヤヨイなんで辞退したの?」



「自分一人の力だったら、この中で一番弱いから、かな?笑」



試験や、サナとの試合は使い魔や聖霊と一緒に戦って、やっとこさ勝てた感じだった




なのに、使い魔も聖霊も使用不可のこの個人戦




個人の能力だけが試される試合






私は、この中で一番弱いだろうと確実な自信を持って言えた





いや、こんな自信なんて必要ないけど笑






「えーー!そんなことないって!やってみないとわかんないよ!……でも、あたしも勝てる自信ないな笑」






「それこそやってみないとわかんないよ笑」






「うん!そうだね!頑張ってみるね!」







サナなら大丈夫だよ


だって、SSSランク魔法詠唱頑張って練習してきたからね




この一週間、短かったけど、



随分強くなってるよ笑





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