迷惑なんて思ってないよ
誰かに助けてほしかったけれど、この教室で私を快く思っている人なんていなくて。凛太郎くんだけならず双子の弟まで取り上げるのかと私を睨み付ける人ばかりだった。
私も好きで一緒にいる訳じゃない。二人が勝手に関わりに来ているだけ。そんな事を言った所で私の言葉に耳を貸してくれる人なんていなくて。今度は凛太郎くんではなく彼が原因で虐められるのでは無いかと怖かった。

「あれ!慶!今日からだっけ!?」

「凛!久し振りだな!」

「何年も一緒に住んでるだろ?ごめんね、柏崎さん。迷惑かけなかった?」

「何だよその言い方はー!ちゃんとお友達になりましたーだ」
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