危険な愛に侵されて。
今度は露わになる胸に彼は顔を寄せてきて───
また始まる、悔しくも甘い時間。
こうやって私は欲に溺れ、理性を保てず。
結局彼に流されてしまうのだ。
「……ん、あ」
「もっと啼けよ、俺が満足するまで」
「やっ……」
いつの間にかベッドへと押し倒され、迫り来る彼。
それから快感が私を襲う。
太ももに手を置き、両足を強引に開かされ。
弱い部分を何度も舌で狂わされる。
本当に頭がおかしくなってしまいそう。
前回同様シーツを噛み、声を押し殺す。
それでも漏れてしまう甘ったるい声。
「聞かせろって」
意地の悪い性格をしている彼が、私からシーツを引っ張り。
今度は唇を重ねられる。
「……んっ、やめ…」
舌までも絡まされ、もう声を我慢することはできなくなってしまう。
彼の右手は私の体を刺激し、キスでさらに思考を奪ってくる。
ああ、気持ちがいい。
もっと欲しいんだと本能がそう言っている。
「やっぱりお前、たまんねぇな」
この真冬が近づく時期に、私だけでなく雪夜も汗を流し。
ふたりの汗、体温が交わる。
「絶対に、あんたは……っ私が…!」
「こん時ぐらい女になれよ」
結局乱される。
雪夜の言葉に、動きに。
心も体も乱され、狂わされ───
彼の言葉通り、この甘ったるい時間だけは“女”としての私になってしまった。