『再会』筆に込められたラブレター
「さてと、莉奈ちゃんもみんなのとこ行こう」

「はい」

夕方から宴会が始まった

先輩方はかなりお酒を飲んでいた

真穂も部長に注ぎに行き楽しそうに話している


お酒と何か食べるもの足らないかな~

莉奈は台所へ行く

ビールとカクテルとを先にテーブルに持っていくと女子の先輩に呼び止められた

「莉奈ちゃん、適当でいいわよ、はい座って座って」

「は、はい」

先輩から飲み物を受けとると莉奈は座った

プシュッと缶を開けて先輩と乾杯する

「いやー女子の入部嬉しいわ~」

「そうですか?人数的には半々くらいですよね?」

「そうだけどやっぱり今はパソコン時代じゃない?中々ね人集まらないわよ」

「でもパソコン時代でも字を書くことはありますからその時に字を綺麗に書けると印象が違いますよ(笑)」

「そっかな~(笑)」

勇斗が隣に座ってきた

「あっ、勇斗くん、はい飲んで」

「先輩酔ってますね(笑)」

勇斗は差し出されたカクテルを開けて飲む

「先輩、これアルコール入ってますよ」

「へっ、ノンアルのカクテルじゃない?」

「違いますよ、ほらみてください」

「本当だ~」

勇斗の肩にコツンと当たるものが……

莉奈の頭だった

莉奈の前にはグレープフルーツのカクテルがしっかり置いてあった

「莉奈~おい」

スースーと寝息が聞こえ始める

「じゃあ、莉奈ちゃんに渡したのもアルコール?」

「そうみたいですよ」

「ごめーん」

真穂がやってくる

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