『再会』筆に込められたラブレター
一階に下りていく

「寝たの?莉奈」

「うん」

「ありがとう、私だったら運べなかった」

「いや、全然構わない」

「勇斗、こっちこい」

先輩から呼ばれ朝方近くまで宴会は続いた


勇斗は寝不足ながら先輩のいびきで目が覚めて一階に下りる

台所で莉奈が朝食の準備をしていた

おにぎりを握っていた

「あっ勇斗おはよう!」

莉奈の朝から元気のいい声に勇斗はふっと笑う

「何?」

「嫌、朝から元気だなぁと思って」

「うん、何かよく寝たの、何でベッドにいたのかは知らないけど真穂まだ寝てるし」

「俺が運んだ」

「えっ、そうなの?私寝ちゃったの?」

「先輩から飲み物もらったろ?それアルコールだったんだよ」

「あの甘かったジュース」

「甘かったか?グレープフルーツ味になってたぞ(笑)」

「あれー、記憶ないや(笑)」

「記憶ないのか?」

「うん」

嬉しいような覚えてなくてショックなような複雑な気持ちの勇斗

「まあ、莉奈は酒飲んだら寝るっつーことだな」

「そっかー、あっご飯食べる?」

「食べる腹へった、昨日あんま食えなかった、先輩達に注いでばっかで、部長のいびきで目が覚めるし」

「じゃあ用意するね、座ってて」
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