トモダチ地獄~狂気の仲良しごっこ~
いつの間にか辺りは薄暗くなっていた。

いくつかの候補を探して連絡を取ると、明日にでも面接に来てほしいと頼まれた。

人手不足は深刻な用だ。こき使われて休みを取れずに愚痴っている未来が容易に想像できる。

明日面接となると、今日中に履歴書を用意する必要がある。

確か、公園の近くに証明写真を撮れる機械があったはずだ。

「あー、めんどくさ!」

あたしは大きく背伸びをすると、そろりとベンチから立ち上がった。

証明写真を撮り終えた頃、辺りは暗闇に包み込まれていた。

時刻は20時。

電灯の少ない道路を歩き、家路を目指す。

途中、喉の渇きを覚えて道端の自販機に立ち寄った。

バッグの中から財布を取りだそうとした時、ふいに背後に人の気配を感じた。

慌てて振り返ったものの誰の姿もない。

ホッとして前に向き直ったとき、「エレナ」と誰かがあたしの名前を呼んだ。
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