虹色シンデレラ
私はよっぽど分かりやすい顔をしているようで、祐介くんに表情を読まれている。

「未来も誘おうか?」
「いいよ。未来は面接があるって言ってたから」
「そうか。で、どうする?」

うーん。
なんだか悪い事をしているようで、後ろめたい気もする。
でも、祐介くんはただの友達。
それに黙っていれば誰にも分からない。

「祐介くん、今日の予定は?」
「そうだなあ、まずは体を動かして、その後はがっつり肉を食う」
「ふーん」
いかにも男子な過ごし方。

まあ、ドライブとか映画とか言われるよりいいけれど。

「ダメかなあ?」
「いいよ。楽しそう」
「よし、じゃあ行こう」
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