虹色シンデレラ
話しが変な方向に行きそうで、俺は背中を向けた。


「でも、本当に危なそうだぞ」

いくつも修羅場をくぐり抜けてきたおじさんは、虹子の方を指さす。


本当だ。

完全に囲まれている。

軟派な王子は虹子の手を取っているし、その周りには同行してきた貴族達。


少し離れたところには乃梨子もいるんだから、大丈夫だとは思うんだが・・・



えっ。

王子が虹子の手にキスをした。


マジか。

ありえないだろう。
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