この可愛いヤツがオオカミ君だったりするんですが。
男女関係に年齢差は当人たちにはあまり関係なく気にしない部分がある。
特に燃え上がる恋の始まりはあまりに乱れ咲くもの。
キスしてしまったら大人はその後の展開は早いのだ。
ましてや彼は若い。
久しぶりの恋についていけるのか……
「 今夜先輩の家にお邪魔します 」
「 え!」
ダメ… 部屋掃除してない!
洗濯物干しっぱなし、くつ下とか転がってるよ絶対。
ダメダメダメ!
「 なんなら僕ん家に来ます?」
「 賛成!お邪魔します!」
って、あれ… つまり、鈴木君って私が彼女で恋人てわオッケー?
だから呼ばれたし誘われたよね?
キスしたし……
濃厚だった… 鈴木君とキス……
ほんと思い出しちゃう。
あ… ゾクゾクする。
会社を退勤、彼の車に着いて行き到着した彼のマンション。
彼の親が不動産業をしており借りてくれたとの事。
「 先輩 」
「 え、あ…… 」
もう!? キスはあるかもだけど、早くない?
「 僕、我慢しないたちだから 」
「 えっ 」
恋愛って、こうやって始まる事もあるんだね。
すごい気持ちがいきなり通じた夜にこんな…
私、大丈夫かな、壊れないかな?
それにしても…
ダメ、頭が回らない……
可愛いとばかり思ってた彼が、ちょっと強引で甘可愛いオオカミ男。
「 先輩、まだまだ付き合ってよね 」
「 無理… 体がもたないよ 」
「 甘いなぁ先輩、まだこれからだよ。よそ見はなし、僕だけ見て感じてればいいんだよ 」
そうだね、そうする。
だって… あんたで頭も心もいっぱいいっぱいだもの。
やっと、私の恋愛が始まる。
一目惚れした可愛い奴、でも夜は違う可愛い奴、彼に独占される私ってどんなだろう。
恋の喜怒哀楽が始まるんだね。
「 僕に集中しなよ、わかった? 」
―完―